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海外での花粉症

重度の花粉症患者に一番お薦めなのは、その時期海外へ逃亡することです。

と、いっても海外に花粉症がない訳ではありません。

日本人にもっとも多いスギ花粉症が外国ではみられず、国により花粉症事情は少しずつ異なっているというのが現状です。

たとえば、アメリカでは、数100万人の人々が「ブタ草花粉症」だと言われていますし、スウェーデンでは「カバノキ花粉症」が多いとの事です。

スギ花粉がなければ、花粉症にならないと考えるかもしれませんが、日本で花粉症の人は得てして海外でも別の花粉に悩まされることが多いようです。


世界各国の中でもスギ花粉症が見られる国は日本だけというのは驚きの事実でもあります。

ではどうして日本だけがスギ花粉症が多いのでしょうか?


その原因は、戦後山村の復興事業としてスタートしたスギの大量植林にあるといわれています。

昭和20年代後半から、建築材確保の目的で植えられたスギが、建築材の変化とともに需要が激減し、いまでは、手入れすらほとんどされていない状態となっており、そのスギが成長し花粉を飛ばすようになってしまったのです。


スギの木がなくなれば花粉症はなくなる?


ちなみに、スギが花粉を飛ばすようになるのは樹齢20〜30年ごろから。

現在20年に満たないスギの木もたくさんある状態なので、そう考えるとこれから更にスギ花粉の勢いは増し、花粉症患者の増加は増えるばかりという事が考えられます。


こうなれば、日本のスギの木を全部切ってしまえばいいのでは?

と皆さんは考えるでしょうが、花粉症を減らすことによるメリットと木を切るためにかかる出費などのデメリットが割に合わないとの考えや治水能力が減り水害が起きる可能性があるので山を全部、丸坊主にするわけにはいかないなどの考えがあるようです。


現在では花粉の出ないスギを少しづつ植えて、花粉の出るスギを伐採する作業も進めているようですが、花粉のない快適な暮らしが実現するまでにはかなりの時間がかかるものと思われます。

花粉症で苦しんでいる皆さんは、この2月〜5月のスギの花粉時期を海外で暮らせる事ができるのであれば、どんなに快適なのだろうとため息すらもれるのではないでしょうか?

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