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花粉症の原因
花粉症は花粉に過剰反応して起こるアレルギー疾患です。
日本では戦後になって花粉症患者が急増し、今では日本全体で2000万人以上の人が花粉症で苦しんでいると言われています。
その上、今もなお、急速な勢いで花粉症患者は増え続けているのが現状です。
それでは、なぜこんなにも花粉症患者が増えたのでしょうか。
その原因としては、戦後、植林政策による花粉の増加があげられます。
しかし、いくら花粉が増えたからといって、もともとたくさんの木々に囲まれて暮らしてきた人間が、花粉症で苦しんだという症例がその昔あったのでしょうか?
今までの長い月日の間、花粉は人間に対して無害なものであったはずです。
ところがほんの30年ほど前から突然、こんなにも人間を苦しめる恐ろしいものに変ってしまいました。
だからと言って花粉の生体自体が何か特別なものに変化した訳ではもちろんありません。
花粉は長い年月を経ても何の変化もしていないのです。
花粉症は私たちが原因
だとしたら、何故突然そのような事態が発生するようになったのでしょうか?
それは花粉が変化を遂げたのではなく、むしろ人間の体が変わってしまったと考えるべきだと思われます。
花粉症の真の原因は花粉ではなく、大気汚染や人々の生活スタイル、食生活の変化による体質の変化であるといえるのです。
そして最近になって、腸管免疫系の異常が花粉症を引き起こす重要な要因として、指摘されるようになりました。
腸管免疫系の異常とは、腸の免疫システムのバランスが崩れてしまうことです。
腸、特に小腸は体全体の約60%の免疫細胞や抗体を持っているので、健康維持においてとても重要な役割を担っています。
そのため、小腸の免疫細胞の数や質のバランスが崩れると、花粉症やその他のアレルギーになりやすくなるのです。
この腸管免疫系の異常は、人間の偏った食生活などが主な原因だと考えられています。
人間の不摂生による自ら招いた病気。 それが花粉症だといえるのかもしれません。